広島・広島西8月合同例会 「 全国経営発表大会前哨戦 夢とビジョンの実現を目指して‼」


2014年8月7日(木)「 全国経営発表大会前哨戦  夢とビジョンの実現を目指して‼」と題し、9月大阪で開催される日本創造教育研究所「全国経営発表大会」発表者の中から4名の方に経営発表を行って頂きました。

株式会社アイ・エス・シー 小田 亮太郎 氏
DSC04182

このような方針発表の機会を与えていただきありがとうございました。
2年前のTTコースにて初めて経営方針書を作成したのですが、今回発表の機会を頂きさらにブラッシュアップしたものを作成することが出来ました。
現在の弊社の悩みは顧客のほとんどを1社に依存している体制と自社の強みを明確に出来ていないことです。
この10年で私が経営者として力を入れていくことは、1社依存の体制を脱却するため、自社の新しい商品の柱を作ることです。
今回の方針書作成にあたり、社員皆で自社の強み弱みや力を入れていくべきことを話し合い、行動内容を明確に出来たことが良かった点です。また、発表時に皆様から多くのアドバイスを頂く
ことができました。中小企業が成果を上げるためにはターゲットを絞り、よりニッチな分野での商品開発が必要だと感じました。反省点として社員の巻き込み方が悪く、自社の強みやクロッシングまでは皆で作成出来たものの計画自体は私主体で作成していました。
社員を巻き込んで計画を立てることで、実践しやすい計画となり、社員に任せることで良い社風も生まれると感じました。
このような異業種の仲間の前で発表することで親身になってアドバイスを頂け、自社内では思いつかない考えに気付くことが出来ました。本発表で頂いたアドバイスを方針書に反映し、やるべきことを整理していきます。そして、必要なことは実践することですので、社員を巻き込み計画を実践し、より良い会社を作っていきます。
本発表に際し多数の援助を頂きました皆様、助言を頂きました皆様、重ね重ね御礼申し上げます。

 

株式会社エコリューション 代表取締役 塩梅 泰弘 氏

DSC04174まずはじめに、このような発表の機会をいただき誠にありがとうございました。また、実行委員長の宮永さんをはじめ、プレ発表でアドバイスをいただいた、重道さん、遅くまでお付き合いいただいた宮迫さん他準備に携わっていただいたみなさま、また私の 発 表を真剣に聞いていただき、アドバイスをいただいたメンバーのみなさまに心より深く感謝申し上げます。
みなさまに背中を押されて発表を決めたものの、なんとなく気乗りがせず、5期目を迎える会社ですが、みなさまの前で話しづらい、大変難しい問題を抱えておりました。その問題については、今回の経営方針発表会では話さないことを決めて当日を迎えました。
しかしながら、直前の打ち合わせで、アドバイザーの三宅さんからのアドバイスもあり、急遽発表することを決意しました。つたない発表にもかかわらず、経営者の諸先輩方より、実体験に基づいた本当に心に響く真剣なアドバイスを頂戴し、おかげさまで今、重大な決意をする腹が決まりました。
9月の全国大会に向けて、いただいたアドバイスも参考にし、また、晴れやかな気持ちで、堂々とプレゼンテーションができるように準備を進めてまいります。
経営者としてもまだまだ未熟者ではございますが、経営研究会のみなさまと共に学び、良い経営者を目指して頑張りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

萬食品有限会社  代表取締役社長  堀 幸三郎 氏

DSC04177今回、経営方針を発表しようと思ったのは、今のままではじり貧となり、10年後には廃業となるかもしれないという危機感です。製麺業界は装置産業です。弊社はコストパフォーマンスでは負けます。ですから、お客様にとってブランド商品であると思ってもらえて、はじめて生き残れると思います。弊社がブランド企業になるためのアドバイスを頂きたく、挑戦いたしました。
実際に経営方針書を作るに当り、大変恵まれていると思いました。9回ものレクチャー会。素晴らしい(手厳しい?)アドバイス。
それは、方針書に科学性と、客観性、そして何よりも、多角的視座を与えてくれました。一人で考えていると堂々巡りでなかなか深堀りが出来ないものですが、会の方々の色々な意見、アドバイス、叱責を聞いていると、少しづつですが深堀りが可能となりました。
弊社も社員さん達と考え、決め、一緒に実行していく会社にしたいと思っていました。しかし、我社の弱みは、朝礼・終礼・ミーティングがない。何でも社長が一人でやってしまう。弊社の事や 麺業界の事を社員さんにはほとんど話しておりませんでした。業界の事、会社の情報を与えてなくて社員さんに考えてくれというのは無理な話だと思い、7月30日、社員さんに集まってもらって 経営発表を開きました。
弊社の歴史、経営内容、問題点、麺業界の趨勢、そして弊社がどういう方向に進むかの話をしました。その方向に進む為に、毎月一回全体と部門ミーティングを開き、課題、目標を設定し、進 捗管理とPDCAを回し始めてもらう様に致しました。方針書作りと自社への落とし込みが同時平行的に出来たのは、とてもラッキーであり、効果性が高いと思っています。

 

山重商事株式会社  専務取締役  山重 裕太 氏

DSC04178今回の例会で経営計画書を発表させて頂きました、広島西営研究会の山重裕太です。今回の発表前と発表後の感想を述べたいと思います。
まず経営発表をする前は、ホントに自分に経営計画書が書けるのかと不安な気持ちがありました。始めは強みと弱みの所から作り、そこからブラッシュアップしていき根拠の部分が加わっ たりと何度も何度も見つめ直していきました。経営計画書を作る為に自社の分析をする上でまた新たな発見がありました。それは広島西経営研究会の方々の協力でレクチャー会を去年の12月から今までに9回開催して頂いたお陰で経営発表できたということが大きかったと感じます。
発表後の感想ですが、とにかくチャレンジできて良かったと思います。チャレンジしたことによって自社の明確な地図が出来て、それに沿って行けば道が開けてくるように感じました。また、経営計画書の奥の深さも知ることができて良い勉強になったと思います。
9月が本番にはなりますが、その前に発表をする機会を頂けたことは凄く自分の中で良い経験になり自信にも繋がりました。本当にありがとうございました。

前の記事へ 活動報告一覧へ