IT活用で時代の変化をチャンスに変える! ~テクノロジーが進化するこの時代に中小企業がすべきこと~

広島経営研究会 6月例会

 

日時:2017年6月15日(木)

テーマ:2カ月のアメリカ滞在から見えてきたこれからの未来

IT活用で時代の変化をチャンスに変える!

~テクノロジーが進化するこの時代に中小企業がすべきこと~

講師:株式会社アービンズ 代表取締役 松本 英次氏

 

6月例会は(株)アービンズの松本社長を講師に迎え例会を開催いたしました。テーマにもあるように今回はITの活用について様々な角度からお話をしていただきました。

 

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ITの進化と私たちの仕事

近年IT技術は日進月歩で目まぐるしく進化しています。その中で企業としてITの活用が目的ではなく、経営課題に対してどのように活用し問題解決に活かしていくかという目標の明確化が大切な事。そしてITを活用するために求められる3つのスキルとして、①コンピュータリテラシー(ソフトウェアの操作やハードウェアの知識や経験を持ち、コンピューターと深くかかわれる能力) ②情報リテラシー( 情報・データを管理&活用できる能力。企業内 の課題解決のために情報を使いこなせる能力)③コミュニケーション(言語(読む、書く、話す)を通して、自分の意志を伝えたり、相手の意図を汲み取る能力)が今後重要になるそうです。

 

ITでビジネスモデルが変わる

これからは身の回りのありとあらゆるものにICチップやセンサーが組み込まれ様々な情報がインターネットにつながる時代です。これからのビジネスにその環境や情報をいかに活かしていくのかが重要であり、これからのIT活用とは、①生産性を高めること、②プラットフォームの活用、③プラットフォームの作成、であり究極はビジネスモデルを変革させることであるであるとの事です。

 

情報化時代に私たちがすべきこと

2ヵ月アメリカ滞在での話では、シリコンバレーにある企業の裏側や、TESLAやUBRE、Airbnbなどの新技術やサービスの話を伺いました。今後、AIやIoTの進化で多くの仕事が人に取って代わる時代が来ると言われています。その中で、我々中小企業は何をしなければならないのかを考えさせられる例会でした。

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今回のまとめとして、①目的を明確にし、「生産性の向上」を追求する。② IT活用の究極はビジネスモデルの変革である。③ 人財を育成し、まずは 「やってみる」社風をつくる。この3つが重要であり、そしてITとは、仕事のあり方・働き方を変る環境変化であり、世の中を便利にし・業績をあげるための道具であるとの事でした。

 

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