強い会社にはワケがある 会社を支える幹部力!!

日創研広島経営研究会 3月例会 3月23日開催
「強い会社はワケがある 会社を支える幹部力!!」

【発表者】
槇田 晴吾 氏(株式会社リアルマックス 取締役本部長)
安武 志津子 氏(株式会社G-net 統括部長)
山本 和良 氏(株式会社マエダハウジング 統括マネージャー)

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広島経営研究会の3月例会は「強い会社はワケがある 会社を支える幹部力!!」と銘打ち、業績を伸ばし、人財育成が成功している会員企業様の幹部社員様を発表者としてお迎えしました。三位一体経営を実現するためには、社長力・管理力・現場力が必要。今回ご発表いただいた会員企業様はまさにこの三位一体の経営を実践されている企業様です。以下、お三方のご発表をまとめてみました。

槇田 晴吾 氏(株式会社リアルマックス 取締役本部長)

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「幹部として最も大切にしていること」 槇田晴吾氏(㈱リアルマックス 取締役本部長)はある時、社長と勝負しようとしていた自分に気づかれます。社長をどこか批判的に見ていた自分に反省。すると今まで見えていなかったものが見えてきました。突拍子もないビジョンを語る社長が実は自分たち現場サイドでは見ることができない未来のビジョンを語っていることに気づいた瞬間、氏は変わられました。社長と勝負するのではなく、いかに社長をサポートしていくのか。いかに社長のビジョンを実現していくのかは、幹部社員の力量にかかってきます。リアルマックスの事業展開を支え、社風は自分たち幹部社員が作り上げていくという大きな誇りを持って働かれていることがお話から伺えます。

 

安武 志津子 氏(株式会社G-net 統括部長)

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「女性が輝く職場作り」のテーマでご発表された安武志津子氏(㈱G-net 統括部長)のひと言に会場の聴衆からは賞賛の声がもれました。「この会社に命を捧げて悔いはない」「社長を幸せにできるのは、社員の私たちしかいないのです!」 安武氏の凛としたそのまなざしにしびれます。結婚・出産から一時は退職をも考えた氏に、社長は新しい役職を作ることで活躍の場を用意してくれました。自分の存在を必要としてくれる会社に安武氏は感謝と謙虚な気持ちで決意されます。社長が次の事業にまい進できるように、今の事業の業績を上げていくことが自分の役目だと。そう語られる安武氏は会場にいる誰よりもきらきらと輝いていました。

 

山本 和良 氏(株式会社マエダハウジング 統括マネージャー)

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「60ヶ月連続目標達成のマネジメント」 5年も連続して目標達成と簡単ではないことを簡単そうに語る山本和良氏(株式会社マエダハウジング 統括マネージャー) 入社し店舗を任され、3年で黒字にしなくてはいけないという重圧に腹をくくることができたと氏は語られます。あるマンションで手がけたお風呂の改装がブレイク。これが氏のターニングポイントでした。目先の売上げを追うのではなく、予約で売上げ見込みを予測する。氏いわく、「見込みのダム」(顧客管理)を徹底することで狩猟型営業から、関係構築型営業に特化し60ヶ月連続という偉業を達成されます。その論理的な手法も勉強になりますが、幹部としていいと思うものがあればTTP(徹底的にパクる)、自社に合う形にカスタマイズされ会社の成長につなげていくのが自分の役目だと言われます。社長と社員のパイプ役であり、統括部長として営業のエンジンを回していくこと。淡々と語る山本氏の姿に、やっぱり強い会社にはすごい幹部さんがいらっしゃるし、私たちは自社の人財育成の目指す方向性を今回の例会で見せていただきました。

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(文・㈱キャピタルコーポレーション 村井由香)

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